鼠径ヘルニア 3歳の息子手術までの記録 その2(入院前検査~手術)

ヘルニア
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昨年、3歳の息子がそけいヘルニアだという事が分かり、3日間入院して手術を受けました。

術後半年がたちましたが、傷あとももうわからないくらいだし、元気いっぱいに毎日過ごしております。これから手術を受けるというお子さんをお持ちの方に、少し安心していただくための内容となっています。

前回の記事の続きとなります。

鼠経ヘルニアと発覚してから総合病院受診までのその1はこちら↓

https://fornewworkstyle.com/kosodate/herunia1

この記事は子供の疾患、手術などセンシティブな内容を含みます。うちの子の事例が全てのお子さんに当てはまるわけではないことをご理解の上お読みください。
目次

入院前検査

入院の1週間前に、血液検査やレントゲン検査を受けに総合病院に行きました。

この時間に来てくださいという指定があって、小児科、レントゲン検査室、入院説明の部屋、と病院内を移動しないといけません。

前回同様まず小児科のある階に行きます。

子供はまだ病院についても特別怖がる様子はありませんでした。プレイスペースで喜んで遊びます。

順番が来て中に入ると、その日は先生の診察はなく、いきなり血液検査のための採血!

太い注射で採決され、大泣きする息子。私と看護師さんがぎゅ~っと押さえます。

確か2本とったと思います。

私は今でも注射は嫌いなので、息子の気持ちはよくわかります。がんばれ~としか言えませんでした。

この採血により、病院=怖い!のイメージがこびりついてしまったようで、次回の入院の時から結構最近まで、病院や保健センターのような病院っぽいところを必要以上に怖がるようになってしまいました・・。
その後、入院の説明とレントゲン検査でした。この2つはあんまり記憶に残っていません^^;
入院時の注意事項の説明があったり、全身麻酔をするので、その同意書など色々書類をもらいました。
レントゲン検査室には私は入れず、息子が泣くので検査技師の方2人がかりでの撮影となりました。
でもすぐ終わりました。
冬だったんですが、病院内は暖かく、息子を抱っこして動き回って暑くなってしまい、すごくのどが渇いたのを覚えています。

子供の入院中 兄弟の預け先は?

私の夫の実家は同じ市内にあるので、上の子(当時年長)は↓の日程で預かってもらうつもりでした。

入院は3日間です。
入院する日:午後からの入院なので、朝上の子を保育園へ連れて行き、お昼から病院へ向かう。夜夫が保育園に迎えに行き、そのまま夫実家へ。泊まる。お泊りが嬉しそうでした。

入院2日目(手術日):上の子は保育園お休み。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に過ごす。この日も夫と上の子は夫実家に泊まる。
退院日:土曜日。夫も休みなので、病院まで迎えに来てもらう。
夫の仕事は、保育園の始まる時間よりも早くに始業なので、実家に預かってもらえなかったら2日目は遅刻していくということにしたかなと思います。

入院日

上の子は朝保育園へ。

持っていくものは前日にそろえていましたが、ベッド横のテレビではDVDが見られると聞いていたので、TSUTAYAでDVDを借りに行きました。

持ち物は、子供のパジャマや着替え、おむつ、洗面用具、スプーンセット、コップ、私の着替え、シャンプーなど。おもちゃと絵本も少し持っていきました。

あとは、ちょうど息子は中耳炎だったのでその薬も持っていきました。

病院に到着したら、急に私に抱きつく息子。採血の恐怖が思い出されたみたいでした。

息子を抱っこしながら大きな荷物を抱え、入院手続きを済ませて小児病棟へ。

ナースステーションについたところで、看護師さんを見た途端大泣きしだしました。

身長と体重を計ろうとするだけなのに、泣いて暴れる。。。。

病室についても泣き続けずっと抱っこでベッドに乗ってくれないので、私も一緒に柵付きのベッドに入りました。

ず~っと泣いて離れない息子。

2人部屋なので、仕切りカーテンの向こうのもう一人の子と親御さんに申し訳なかったです。3日間だし、相部屋だと気疲れすると思ったので個室の希望を出していたのですが、この日は空いていなかったんです。

この時点で何一つ、痛いことも怖いことも起こっていません。

とにかく落ち着かせるためいろんな方法でなだめようとしました。

ベッドの枕やカーテンなどを指さして「これは怖い?」「これは怖い?」と聞いて、なにも怖くないことを確認させたのが効果がありました。

ちょっと落ち着いたころ、看護師さんが手術室の前まで案内してくれました。

先生や薬剤師さん、麻酔科の先生がそれぞれベッドまで来られて、注意事項などを確認しました。先生がを見ると泣く息子。

手術の説明も別室でありました。覚えているのは↓のようなことです。

  • 傷口は小さくて済む
  • 左側にヘルニアがあることがわかっているけど、まれにもう片側にもあることがあるので、手術時に空気(?)を送って確認する。片側にあることが判明すればそちらも同時に処置する。
  • 全身麻酔から覚めると、今まで見たことがないくらい大暴れすることがある。

入院時の状況を見るとうちの子も大暴れするだろうなと戦々恐々でした。

シャワーは30分毎だったかな?シャワー室を使用できる時間が決められていて、その時間に浴びました。

プレイルームもありましたが、あくまで病院内の施設。他の子もいますし、元気いっぱい遊びまわるというわけにはいきません。なんとか騒がせないようにと気を使ってしまって、入院日と次の日の手術までの時間は精神的にかなり疲れました。

DVDを見ている時間は短かったです。。。

次の日は個室が開くと言われたので移ることにしました。

ちなみに、うちの子は3歳になっていましたが、まだおむつが取れていませんでした。おもらしなどの心配がなかったのはよかったです。

夜は9時くらいに寝ました。寝るときには病院の雰囲気に慣れ、怖い怖いはいったん落ち着いていました。

入院2日目 手術日

担当の先生は手術が詰まっているそうで、息子の手術より前に何件か手術があり、その状況によって前後するとのことで何時になるかははっきりとはわかりませんでした。

前の晩から飲食禁止だったのですが、お腹すいたと騒いだりはしなかったと思います。元気すぎるほどでした(疲)。

手術の前に個室に移る事が出来ました。しかしほっと一息ついたのも束の間、お呼びがかかり、抱っこして手術室の前まで行きました。

私の方が緊張です。

無事に終わるだろうとは信じていましたが、それでも不安はあります。

手術と全身麻酔の同意書の内容も、あくまでも可能性をならべているだけだとは分かっていますが、息子がその一例とならないとも言い切れないわけで。手術自体よりも全身麻酔の影響が心配でした。

幸い息子の方は前日の事が嘘のように落ち着いています。

手術室の前で先生に抱っこを交代しました。

あれー?という感じで奥に連れていかれました。ちょっと泣いたかも知れません。

私は病室で待っておくように言われました。どんな風に麻酔をかけるかなどの様子は全く分かりませんでした。

後は無事終わるのを待つしかありません。

部屋に戻るまでに、買っておくように言われたテープタイプのオムツ(脚の付け根を切るので、テープタイプの方が接触が少なくなるため)、そして自分用の食事や飲み物を買いました。

個室だったので静かなものでした。

2時間くらいで終わるとの事で、テレビ見たりスマホいじって過ごしてました。何も悪い連絡がない事を祈りながらでしたが。

ちなみに夫は仕事です。

お父さん大好きな息子なので、ちょっと顔を見せるとか中途半端な事をしたら大変!離れたくなくて大騒ぎになってしまうので、病院には来ない事になっていました。

1時間半くらい経ってからだったでしょうか、思っていたより早く看護師さんが呼びに来られました。

終わったという言葉にほっとしました。

続きはこちら

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